精神保健福祉士国家試験受験予定の方向けに、専門科目の超重要項目を何回かに分けてお伝えしています。
ここで点が取れなければもったいない!いうくらい大事なポイントばかりです。
本文へジャンプ→【精神保健福祉相談援助の基盤】押さえるべき得点ポイント
私自身について簡単にご紹介します。
福祉系学部を卒業後、社会福祉士を取得。その後、地方公務員を経て精神保健福祉士の通信課程に入学しました。
共通科目の免除を受けられたため専門科目のみで受験、スクーリング以外は過去問を中心に勉強して2018年に合格基準点を大幅に上回り合格することができました。
合格までの勉強法は過去記事でもご紹介しています。
一連の記事では便宜上科目ごとに重要項目をわけました。
ですが、この6科目は英語や数学のような明確な線引きができません。
専門学校においても、重要な話題は別々の授業、別々の先生で説明が重複することさえありました。
スクーリング通学当時は、「前にも聞いた話だな~」と思っていましたが、じつは何度学習してもし足りないくらいの大事なポイントばかりでした。
重要トピックは試験でも科目をまたいで触れられることがあるため、こちらでご紹介した科目とは別科目で出てくる可能性も十分にあり得ます。
出来る限り科目に沿うように作成しましたが、やはり学習範囲はまんべんなく、重要項目はどこで問われても正答を導き出せるようにしておくのがベストです。

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【精神保健福祉相談援助の基盤】押さえるべき得点ポイント
- 精神保健福祉士の業務
- 産業保健アルファベット略称
- ソーシャル ○○
- 多職種連携(チームアプローチ)
- スーパービジョンの種類と機能
- ○○アドボカシー
- 権利擁護(アドボカシー)の機能
作成者は試験対策で全80門×8回分の640問を最低3回解きました。
ピックアップは作成者のオリジナルチョイスです。
具体的にどのことを指しているのかわかりやすくするため、一部自作ノートを公開しています。自分用に作成したもので、他人の目で校正などは受けていません。ノートは勉強するポイントの参考材料として見ていただければ幸いです。
精神保健福祉士の業務
いきなりですが、精神保健福祉士法は一度は全文をチェックするべきです。
中でも下記は頻出です。本文と照らし合わせると定着が早いですよ。
名称独占(精神保健福祉法第42条)
誠実義務( 精神保健福祉法第38条)←H22追加
主治医の指導 (精神保健福祉法第41条)←「指示」ではない
産業保健アルファベット略称
平成26年労働安全衛生法の改正に伴い、新たに設けられた「ストレスチェック制度」と関連がある領域です。

ソーシャル〇〇
日本語訳とセットで見るとたいして難しく感じませんが、ソーシャル〇〇単独で見ると「ん?なにかな?」ということがなきにしもあらず・・・。
以下はソーシャル〇〇の例です。
ソーシャルプランニング:社会福祉計画
ソーシャルエクスクルージョン:社会的排除
ソーシャルインクルージョン:社会的包摂
ソーシャルエンタープライズ:社会的企業
ソーシャルリサーチ:社会福祉調査
ソーシャルアドミニストレーション:社会福祉運営管理
多職種連携(チームアプローチ)
マルチディシプリナリから始まる例の用語です。
カタカナ恐怖症になりそうなくらいどれも長い名前ですが、残念ながら覚えるしかありません。。
少し面倒ですが私は自分で図に書いて頭にはいりました。
こんな感じです。

スーパービジョンの種類と機能
セルフとかグループとか頭にくっついている語でわかるのもあれば、意味を知らないと問題を解く場で必死に想像をめぐらす羽目になります。
まとめて復習しておくといいです。
個人スーパービジョン:スーパーバイザーとスーパーバイジー 1対1
セルフスーパービジョン:倫理綱領や業務指針などに照らして自己点検
ピアスーパービジョン:複数のスーパーバイジーで意見交換。スーパーバイザー不在
グループスーパービジョン: スーパーバイザーとスーパーバイジー 1対複数
ライブスーパービジョン:実際の面接場面などを共有
ユニットスーパービジョン: スーパーバイザーとスーパーバイジー 複数対1or複数
〇〇アドボカシー
頻出ですね。わかりそうでわからない〇〇アドボカシー。
下記のことを指しています。微妙な方は教科書で復習してください。

権利擁護(アドボカシー)の機能
ご参考のため再びノート画像を貼らせていただきます。

試験対策だけではなく、精神保健福祉士の仕事をするに当たっても権利擁護はとても重要な視点になります。
アドボカシーの種類と一緒に合わせて学習してください。
次回は【精神保健福祉の理論と相談援助の展開】について取り上げます。
合格目指してがんばってください☆