精神保健福祉士国家試験の専門科目における超重要項目と学習法を6回に分けてお伝えします。
ここで得点しなければもったいない!という大事なポイントばかりを集めました。
分厚い参考書を前にどこから手を付けていいかうんざりしている方、模擬試験の結果が芳しくなく落ち込み気味の方、働きながら受験を予定されている方など、限られた時間を有効に効率的に勉強したい!という方々の試験対策のご参考になれば幸いです。
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脳機能
脳機能は頻出問題です。直近過去3年(第23回~25回)のうち2回出題されています。
試験勉強当時、脳機能だけはどれだけ過去問を解いても、文字だけでは永遠に頭に入る気がしませんでした。
あきらめてまとまった時間を取り、写真のような図にまとめました。
過去問や模擬問題でまちがえた箇所があれば、図にどんどん追記して覚えていきました。

精神疾患と特徴
精神疾患と特徴は、脳機能以上に頻出問題です。「精神疾患とその治療」の科目名どおり、精神疾患に関する問題は毎年出題されています。
さらに10問中問題の約半分は、統合失調症などの精神疾患に関する問題です。精神疾患とその特徴をしっかり復習することで得点の積み上げにつながります。
下記は試験勉強当時のノート画像です。ノートに書かれている項目以外にも、発達障害や摂食障害、適応障害やパーソナリティ障害なども過去に出題されています。

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心理的検査、検査組合せ
ノート画像で失礼します。心理検査の名称と検査の目的を問う組合せ問題は出題しやすい問題です。
セットで覚えることが大切です。要点さえ押さえておくと、例え問題で聞いたこともない検査法が出てきても消去法などで正答率は高まります。
今のうちに整理しておくことをおすすめします。


薬物療法、副作用
薬物療法、副作用も過去3年のうち2回は出題されています。
問題でまちがえた箇所、あやふやになっているところは整理しておきましょう。
下記ノート画像のまとめ例のうち、赤字で書き入れているところは、問題でまちがえた後に追記した箇所になります。

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精神療法
精神療法はほぼ毎年出題されています。2021年から2023年に実施された過去3年においては毎年出題されています。
訓練的療法と技法が細かく問われることは少ないものの、代表的なものについてはその内容を理解しておくといいでしょう。近年は認知行動療法、精神分析療法、森田療法が出題されています。
入院形態
精神保健福祉法に定められている精神科の入院形態は、必須中の必須です!
入院形態は限られ、覚える内容は決して多くありません。
毎年出題されているほか、ほかの専門科目でも出題されるためしっかり頭にいれて得点につなげましょう。
下記が入院形態です。任意入院以外は、いずれも本人同意がない入院です。
- 任意入院:本人同意
- 医療保護入院:家族等の同意
精神保健指定医の診察 - 緊急措置入院:【自傷又は他害のおそれ】
精神保健指定医1名の診察→72時間以内の入院可 - 措置入院:【自傷又は他害のおそれ】
精神保健指定医2名の診察 - 応急入院:身元不明者
精神保健指定医の診察→72時間以内の入院可
特定医師の診察→12時間以内の入院可
入院形態についてはこちらの記事にくわしく解説しています。
ここまで読んで大体頭に入っているという方は、この科目ではおおよそ7割程度は点が取れていると思います。
限られた時間での受験勉強は大変と思いますが、合格目指してがんばってください☆
国家試験対策は模擬問題集と過去3年分の過去問で合格しました。
模擬問題と過去問を使った合格までの勉強法はこちらでご紹介しています。
要点ピックアップは作成者のチョイスです、どうぞご了承ください。
具体的にどの部分を指しているのかわかりやすくするため一部自作ノートを公開しています。
自分用に作成したもので、他人の目で校正などは受けていません。覚えるポイントの参考材料として見ていただければ幸いです。