精神保健福祉士国家試験の受験者の方向けに、専門科目試験における超重要項目を何回かに分けてお伝えします。
ここで得点しなければもったいない!という大事なポイントばかりを集めました。
私自身についてですが過去問を中心に勉強して、2018年に合格基準点を大幅に上回り合格することができました。
学校は精神保健福祉士養成の通信課程に通っていました。
社会福祉士の資格を持っていたため共通科目は免除になり、専門科目のみの受験でした。
合格までの勉強法は過去の記事でご紹介しています。
専門科目のみの受験者の合格基準点は80点中42,3点で推移していますが、ギリギリはやっぱり不安ですよね。。
しかも合格基準に足きりがあるのでどの科目も捨てられません。
足きりとは、各科目で得点があることが合格条件になっているということです。
分厚い参考書を前にどこから手を付けていいかうんざりされている方も、模擬試験の結果が芳しくなく凹み気味の方も、今後の学習のご参考になれば幸いです。

スポンサーリンク
【精神疾患とその治療】押さえるべき得点ポイント
- 脳機能
- DSM-5
- ICD-10
- 心理的検査、検査組合せ
- 薬物療法、副作用
- 自律神経系
- レム睡眠ノンレム睡眠
- 精神疾患と特徴
得点ポイントの解説と要点
作成者は全80問×8回分の640問を最低3回解きました。
ピックアップはあくまで作成者のチョイスですのでどうかご了承くださいね。
具体的にどのことを指しているのかわかりやすくするため一部自作ノートを公開しています。
自分用に作成したもので、他人の目で校正などは受けていません。
ノートは覚えるポイントの参考材料として見ていただければ幸いです。
こんな感じで続けていきます。
脳機能
どれだけ過去問を解いても、文字を読み問題を解いているだけでは、永遠に頭に入る気がしませんでした。
あきらめてまとまった時間を取り、写真のような図にまとめました。
問題でまちがえた箇所があれば、図にどんどん追記していきました。

DSM-5
特にDSM-Ⅲ,ⅣからDSM-5の変更点は超重要です。
私が言うまでもありませんが、「何じゃそりゃ?」という方は確認されることをおすすめします。
DSM-Ⅲ,Ⅳ 多軸診断システム
↓
DSM-5 多元的診断(ディメンション診断)

ICD-10
結局F0からF9は今のうちに頭に入れておいたほうがいいと思います。
なんだかんだ顔を出してくるので最後は覚えざるを得ませんでした。
テキストのICD-10とDSM-5の対照表はチェックしておくといいですね。
例えば、DSM-5における統合失調症スペクトラム障害と自閉スペクトラム症は、ICD-10においてはF2とF8に分類されます。
心理的検査、検査組合せ
ノート画像で失礼します。大体この辺りのことを指しています。


検査の名前と検査の中身・目的を問う組合せ問題は出題しやすい問題です。
今のうちに整理しておくことをおすすめします。
薬物療法、副作用
またまたノート画像で失礼します。
赤字箇所がノート作成後に追記した箇所になります。

自律神経系
交感神経と副交感神経のお話です。
交感神経は身体を活発な状態にし、副交感神経は身体を休ませるように働きます。
では、瞳孔・心血管系・消化器系・神経伝達物質は交感神経・副交感神経が活発になるとどのように変化するでしょうか?
交感神経(副交感神経)が亢進
・瞳孔:拡大(縮小)
・心血管系:促進(抑制)
・消化器系:抑制(活発)
・神経伝達物質:ノルアドレナリン/一部アセチルコリン放出(アセチルコリン放出)
レム睡眠ノンレム睡眠
これって大事?と思われるかもしれませんが、わかっているつもりで点を落としたらかなりもったいないです。
あやしい方は今のうちにおさらいを。
精神疾患と特徴
ノート画像で失礼します。こういったことを言っております。

ここまで読んで大体頭に入っているという方は、この科目ではそこそこコンスタントに点が取れていると思います。
ほかの専門科目も近日中にアップする予定です。
どの方も限られた時間での受験勉強は大変と思います。
合格目指してがんばってください☆